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錣山親方のことで、父も「うっ血性心不全」と診断されていたことを思い出した件


昨日(2023/12/17)、錣山親方(元関脇・寺尾)が亡くなられたとのこと。

報道では死因は「うっ血性心不全」らしい。

うっ血性心不全?

どこかで、聞いた覚えが・・・

あ、そうだ、父が何年か前に「うっ血性心不全」と診断されていたよな。

5年以内に半数が亡くなる

アプリの10年日記で検索してみる。

すると、4年前、2020年8月に父が「うっ血性心不全」と診断され、通院にて薬物治療することになったと、妹から連絡があったことが記録されていた。

あと、診断されてからの予後は悪く、一般的には5年内に半数が亡くなるということも。

 

【書籍】心不全と診断されたら最初に読む本

 

父の場合、診断されたのが八〇歳の時なので、たとえ「うっ血性心不全」でなくとも、5年以内に亡くなる可能性は高い。

予後は悪いと言われても、そのような意味でのショックは少なかったかもしれない。

しかし、錣山親方の場合は六〇歳。まだ若い。非常に残念だ。

父はもういつ亡くなってもおかしくない年齢。

とはいえ「うっ血性心不全」の症状である、むくみ、息切れ、倦怠感などなどに悩まされているのを見る度に切なくなる。

家族の声に耳を傾けていれば

ただ、自業自得的側面も多々あって、そのことを思うと、さらに切なくなる。

家族の言葉に耳を傾けて、生活習慣を改めていれば、そんなに苦しむことはなかったのでは?と、父を見るたびに思う。

痛風にしたってそうだ。今現在、激痛に苦しんでいるらしいが、これもまた生活習慣によるところが大きいのではないか。

確かに父は体質的に尿酸値が高くなりやすいかもしれない。

それは、仕方がない。

私自身、父の体質を受け継いだから、尿酸値が高くなりがちだ。

しかし、体重管理をはじめとして、最低限の健康管理をする中で、尿酸値はギリギリ標準値内に収まっている。

まあ、それもこれも、父の苦しむ姿を見ていて、ああはなりたくないという思いで、真剣に健康管理に取り組んでいる結果ではある。

そのような意味では、父には感謝しなければならないのかもしれないが、こんなかたちでの感謝はしたくない。

最後まで人生の師として

しかし、父はそのような意味で、感謝しても感謝しても感謝しきれないイロイロなことがあって、というのが、またなんとも言えない気分にさせてくれる。

ただ、子どもとしては超後期高齢者の仲間入りを目前にする父が、残された僅かな生涯のほとんどを痛みと苦しみのうちに過ごすのを見るにはしのびない。

とはいえ、今さら父が私たちの声に耳を傾けることも期待できない。

認知症の症状も重くなった感があるので、なおさらのこと。

残念だが、諦めるしかないのだろう。

私ができることといえば、自分が今の父ぐらいの年齢になったとき、自分の不摂生のために健康を失い、自分も苦しい、家族も切ない、という状況にならないよう、日々努めることのみである。